
こんにちは。
小学生の頃、歯科矯正をしていた、頭痛治療家の横山めぐみです。
イヤでした〜歯科矯正。
見た目良くないし、痛いし・・・
その頃の癖なのか、口を隠そうと手が口の周りにいってしまいます。第尾翼はなりましたが・・・。
前回のクレンチング症候群に引き続き、歯と顎についてです。
軽く口を閉じた時、上下の歯は当たっていますか?
当たっているという方、放っておくと歯に大変なことが起こる可能性があるというのです。歯だけではなく、全身に悪影響を引き起こしかねません!!
この歯が当たっている状態を「歯列接触癖」と言って、歯がくっつくクセのことです。
歯は接触していてはダメ。上の歯と下の歯がくっつくとしたら、1日20分以内。それ以上の時間は、必ず2〜3㎜くらいの隙間がないといけません。
人体の構造上、上下の歯はくっつかないようになっていて、一日20分とは、食事をするときの咀嚼に時間です。
ではなぜくっつかないはずの上下の歯がくっついてしまうのか。
本を読んだり料理をするとき、下を向くので歯が接触しやすくなります。さらに近年、スマホ、パソコン操作の時間が多くなり下を向いている時間が長くなっています。そうすると、本来は接触していない歯が接触してしまう癖がついてしまうのです。
鏡の前で口をあけて、下の脇がボコボコしていたり、頬の粘膜に白い筋が入ったり、舌や頬に歯形がついている人は要注意です。
上下の歯が接触していると、歯の周りの血管が圧迫されて血流が悪化し、歯周病や歯肉炎が起きやすくなり、ほどい場合歯が折れたり、抜けたりすることにもなります。
これが前回のクレンチング症候群、食いしばりですね。
首こりや肩こり、頭痛などの様々な不調も引き起こしてしまいます。
頭痛患者さんは、猫背で姿勢が悪い方が多いです。ストレートネックの方も多く、自然と頭が下がってしまうので、歯列接触癖になっておられる方も多いです。
耳の周りまで血流が悪くなってしまうので、気圧に左右されやすくもなります。
人によって頭痛の原因も様々ですが、あなたの頭痛の原因を見つけて、毎日の生活が快適になることを心から願っています。