
こんにちは。めぐみ頭痛整体院、院長の横山めぐみです。
無意識のクセはありますか?
髪を触る、口の周りに手がいく、鼻を触ってしまう、貧乏ゆすり、足を組む・・・
何かしらの癖はあると思います。
頭痛患者さんの多くは、「食いしばり」の癖がある方が多いです。
元重症頭痛患者だった私も、「食いしばり」がありました。
私は、歯医者で奥歯がすり減っている、と言われて初めて知りました。
無意識だからわかっていませんでした。
この、無意識で歯を強く食いしばってしまう癖。のことを「クレンチング症候群」と言います。
食いしばり、でいいのに、そんなオシャレな名前をつけなくても・・・と思った次第です。
ただ、癖、と軽く見てはいけないんです。歯や顎に大きな負担がかかることはもちろんですが、
私たちの体に様々な悪影響をもたらすことがあると言われています。
歯は主に食べ物を噛み砕くために使うものなので、何もない状態で噛むと歯や顎に強い力が加わってしまいます。
・気付かないうちに歯を食いしばっている。
・寝ているときに歯を食いしばるらしく、朝起きると顎が痛い。
などの無意識な食いしばりが常習化すると、様々な症状が人体に起こってしまう可能性があります。
主な症状として、
・歯の削れや欠けたりグラグラする・歯周病・知覚過敏・顎関節症・顔面痛・頭痛・肩こり・腕のしびれ・腰痛・倦怠感・難聴・耳鳴り・めまい・自律神経失調症・冷え性・低体温・イライラするなど・・・
予防として
・上下の歯が接触しないように意識する。(癖に気づく)
・ガムを噛むようにする
・ストレッチをして肩、首の周りの緊張をほぐす
・寝る姿勢や、頬杖に気をつける
私自身、食いしばりがありましたが、今は気をつけているおかげで力が抜けるようになっています。
癖は治ります!!
・歯と歯がくっついてなければ食いしばらない。
・食いしばってなくても頬に力が入っている時がある。
・上顎に舌をくっつけておけば噛み締めない(慣れていない頃は、舌を噛んでしまうので要注意!!)
当院へ来られる頭痛患者さんも、私は食いしばりしてないです!
と自信満々におっしゃられたいた方が、後々、
先生、私食いしばってました〜、体が楽になったら気づいてきました!!
なんてことが多々あります。
体が緩んでなくて、常に力が入っていると、自分の体がどうなっているか気付かないものです。
体の変化を楽しんで欲しいと思っています。