
こんにちは。めぐみ頭痛整体院、横山めぐみです。
頭痛に悩む方は、「頭痛ーる」というアプリを活用している方が多くいらっしゃいます。
あなたもですか?
雨の降る前、くもりには、必ず頭痛になる、
天気予報ができる、頭痛患者さんには、そんな特殊能力を持ち合わせています。
耳の中にある聴覚と平均感覚を司る内耳の前庭期間に、気圧の変化を感じ取る機能のあることが解明されています。
私たちは普段、内耳の機能で平均感覚を保ちます。同時に自分の姿勢や動き、揺れ、スピードの変化などからも情報を得ています。それらの情報が脳で統合され、状況に合わせた体の状態を自律神経の動きで保っています。
目を閉じた状態で片足立ちをするのが難しいように、姿勢の維持には内耳の機能だけではなく、視覚で得られる情報が重要だといいます。
体で感じる刺激と、視覚から脳に伝えられる情報に相違がなければ、私たちは問題なく環境に適応して過ごせます。ですが、乗り物酔いをする場面では、バスの後ろの方の席や、新幹線、飛行機の通路側などに座っていて、今どのように移動している中、これからどのように進んでいくのかの情報が目から入ってこない時は内耳ばかりが刺激を受け続け、脳はちょっとした混乱状態になります。
個人差はあり、全く影響を受けない人もいますが、中には自律神経に異常な信号が送られ、吐き気や頭痛など不快な症状に陥ってしまう人もいます。
気圧の変化についても同様のことが言えます。気圧の変化は、目で見てわかるものではありません。そのため視覚からの情報としてか何の変化もないのに、内耳では気圧の変化をキャッチしている、という状況になります。
このアンバランスな状態が自律神経に影響を及ぼし、体調不良につながることもあるのです。
気圧の変化を「頭痛ーる」で知ることも、いいことかもしれませんが、かえって、気圧の変動がくるから頭痛になると構えてしまって頭痛のなってしまうという、負のループにハマる可能性もあります。
脳は賢いですから、「気圧の変化で頭痛に私はなってしまうんだ・・・」
とインプットしてしまったら、そうなってしまうこともあるんです。
「日だまりショット」で頭痛治療をして、頭痛が出なくなると、気圧による頭痛もなくなってしまいます。
「天気予報ができなくなった!!」
と喜ぶ反面、いつも傘を用意できていたけど、傘を忘れることが多くなって、
「土砂降りでずぶ濡れになったーーー」
なんて大笑いができるようになります。
どっちがいいんでしょう???