睡眠と頭痛

こんにちは。寝ることが大好きな、頭痛治療家の横山めぐみです。

 

夜お布団に入って、ハァ〜しあわせ、って寝ることができるってなんて幸せ。

 

けれど、パソコン仕事、読書、映画の最中、そんな最中にカクッと、一瞬寝落ちしてしまうのはどうにかしたいと思っています・・・集中力がないからなのか・・・

 

頭痛の原因として、睡眠不足があります。

体が正常に機能するには、7〜8時間の睡眠が必要です。睡眠時間が足りないと、「何かがおかしいに違いない!」と体が勝手に思い込み、パニックモードに入ってしまいます。

 

そうなると、「戦うか逃げるか」の反応を引き起こすホルモンが分泌されるため、心拍数、血圧、ストレスレベルが上昇すことにより、頭痛が起こることがあります。

 

寝不足の時、頭痛がしそう、フラフラしてる、そんな時には、20~30分の昼寝をとり、体に必要な休息を与えてください。しかしここで昼寝が長すぎると意識が朦朧として頭痛が悪化してしまうので、昼寝の時間には注意が必要です。

昼寝は30分以内、夜の睡眠の支障がないように。そして翌朝の頭痛を防ぐため、夜はいつも通りの時間に寝るようにしてください。

 

 

 

ここだ、睡眠不足が頭痛を引き起こすのならば、もっと寝ればいいと思いがちです。

 

それがそうとも限らないんです。9時間以上寝ると、脳内ホルモンのセロトニン濃度が低下します。セロトニン濃度が低下すると、脳への血流量が減り、頭痛が生じることもあります。

 

この手の頭痛は、遅くまで起きていられる週末に起きやすい頭痛です。夜更かしすると翌朝ダルいのは、このせいでもあるんです。ですから週末の寝溜めしよう!!と思いたい気持ちはとってもよくわかりますが、体のリズムを崩さないことが頭痛軽減につながりますので、お休みでも目覚まし時計のお世話になりましょう。

 

早朝には、ご機嫌ホルモンのエンドルフィンが最も少ないと言われています。それが原因で偏頭痛が起きることもあるようです。

 

エンドルフィンの減少は、セロトニンのような他の神経伝達物質にも影響を与え、脳に血管を細くします。血管が細くなると脳への血流量が減るため、頭がズキズキしてきてしまいます。

エクササイズをするとエンドルフィンが放出されるということですので、頭痛予防、痛みの緩和に体を動かすことは大切になります。

 

やはり何事も、やり過ぎやらなさすぎはよくないですね。

 

ちょうどいい。

いいかげん。

 

頑張り屋さんが多い頭痛持ちさん。

 

いつも応援していますので、無理しすぎず。

頭痛の時には、頭痛治療家に頼ってくださいね。