
こんにちは。
頭痛が治って元気はつらつの頭痛治療家、横山めぐみです。
今日は自律神経について書こうと思います。
自律神経、よく聞くようになりましたね。
自律神経とは、内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールする神経のことです。心と体を活発にする交感神経と、休ませる副交感神経がバランスをとりながら、私たちの体を支えています。
自律神経が不調をきたしたり乱れたりすると、体にも不調が起きます。特に最近鼻が低コロナの関係からか、外出の制限や仕事等のの環境変化も相まって、ストレスにさらされることが多く、自律神経が乱れやすくなっていると言われています。
◎交感神経
体の活動生を生みだす神経系昼間や活発に活動する時間帯に優位になります。
心臓の働きを促進して血流を促進します。
すると血圧、拍動、体温などが上昇する為活発に活動するエネルギーがわきます。
結果として、仕事やスポーツなどのパフォーマンス向上が期待できます。
◎副交感神経
体を休息させる神経系夜間やリラックス中に優位になります。
心臓の働きを緩やかにします。
血圧、拍動、体温などが下がるため、心身の緊張がほぐれやすくなります。
睡眠・急速によって疲労回復が期待できます。
◎自律神経が乱れる原因
・ストレス:人間関係や仕事での悩み、不安、強いプレッシャーといったストレスが原因で、交感神経系が優位な時間帯が長い状態が続くことがあります。
そして、交感神経と副交感神経とのバランスが崩れ、自律神経が乱れてしまいます。
ストレスに弱い体質や、対人関係が苦手といった方は特に注意を要します。
思春期や更年期、他の病気や疲労などで体が弱っているような時も、ストレスへの耐性が低くなります。
また、近年の娯楽や刺激にあふれた社会構造は交感神経を優位にしやすいと言われており、無自覚のうちにストレスをため込んでいる可能性もあります。
コロナ禍での環境変化に伴うストレスの増加が原因で、自律神経失調症を発症するといったケースも見られるので、気を付けましょう。
◎生活習慣:本来、人の体は規則的な生活の元、自律神経系がうまくバランスを取ることで心身の状態を保っています。
しかし、昼夜逆転の不規則な生活や偏食、睡眠不足のような生活習慣の乱れは、交感神経が優位になる時間帯が長くなることにつながります。
例えば、夜遅くまでスマホやタブレットを見る行為は、本来、睡眠前に副交感神経が優位にならなければいけないところを無理やり交感神経側にバランスを振る行為ですので、注意しましょう。
また、過度な偏食は栄養状態が悪化するだけでなく、自律神経のバランスを保つために必要な栄養が摂取されないことにつながるためこれにも注意が必要です。
◎疾患:発熱や体の痛みといった、心身の疾患は自律神経系に影響を及ぼします。
疾患が原因で自律神経が乱れる場合もあります。
風邪気味の体を押して出勤・通学をするといった誰もが経験するような行為にも気を付ける必要があります。
◎ホルモンバランスの変化:脳内で、ホルモンバランスを司る箇所は、自律神経のバランスを調整する箇所と近い位置にあるため、ホルモンバランスが乱れることで自律神経が乱れる場合があります。
女性ホルモンが急激に減少して起きる更年期障害が、ホルモンバランスの乱れを引き起こす疾患としては有名です。
また、個人差はありますが、月経といった生体サイクルも原因になりうることが知られています。
原因も多岐にわたるので、自分がなりやすい原因を知っておくと対応ができて解決法もわかりやすくなりますね。